大腸用カプセル内視鏡、薬事承認による記者発表

~大腸がん検査拡大の可能性と、講演について~<齋藤理事長よりReport>

     

来る2013年8月21日(水)ギブン・イメージング株式会社によるメディア向け記者発表が大手町サンケイプラザにて開催され、 私共NPO法人女性を大腸がんから守る会(NPO Colonnna)の代表として記者発表に参加させて頂き、講演を行ってまいりました。

従来、カプセル内視鏡での検査は小腸しか認められておらず、今回の大腸用カプセル内視鏡の薬事承認と適応承認は、ヨーロッパと一部アジアに次いで、早い時期での承認となりました。
これは画期的なことであり、今迄、恐怖心や痛み、あるいは肉体的な部分から大腸内視鏡検査が受診できない患者様にとってカプセル内視鏡は救世主的な存在であり、それにより受診率は必ずやアップするに違いありません。
まさに検査において間口が大きく開かれた瞬間であり、医学的にみても大腸がん撲滅にまた一歩進められた事例であるとも言えるでしょう。

女性の大腸がん死亡率・死亡数はトップであることは他頁でも触れておりますが、その原因のひとつとして検査、検診を怠ってしまう傾向が特に女性には多いようです。
それには女性ならではの精神的な部分、例えば痛い、怖い、恥ずかしいという概念。これが大きなハードルになっているといっても過言ではありません。
そこに、(簡単に言えば)カプセルを飲むだけで大腸検査が出来てしまうのであれば、恥ずかしさも恐怖心からも解放され、精神的ハードルはぐんと下がります。
もちろんポリープ切除等は医師による大腸内視鏡検査がやはり必要ですし、すべての問題がクリアになるわけではありませんが、検査に関しての壁は少しは緩和されることでしょう。
近々にも保険適応の申請を予定しているということですが、保険適用が承認されればますます大腸カプセル内視鏡の需要は広がることとなるでしょう。 期待は膨らむばかりです。

会場にはイスラエルからギブン・イメージング本社社長兼CEOのNachum(Homi)Shamir氏はじめ、 獨協医科大学名誉教授であり日本カプセル内視鏡学会理事長の寺野彰教授、広島大学病院内視鏡診療科の田中真治教授も登壇され、 医療的な立場からも大腸カプセル内視鏡の詳細や期待についてのお話がありました。
意外と和気あいあいの雰囲気の中での会見でした。

皆が、大腸がんへの最終的には撲滅を目標に動いている方々です。
是非、この機会に皆様も検査のことを再度考えてみられてはいかがでしょう?
ご自身の身体の事ですからご自身で気遣い、ケアを常に考えて頂ければと思います。

<齋藤理事長よりReport> ギブン1
ゲリラ豪雨が一瞬にして晴れた8/21(水)。
ギブン・イメージング社主催の記者発表が大手町サンケイホールで行われました。
世界初の大腸用カプセル内視鏡薬事承認のニュースにメディアも多く訪れました。

ギブン河上社長
ギブン・イメージング日本法人、代表取締役、河上社長から挨拶。
丁寧なご挨拶にジェントルマンさを感じます。

ギブンCEO
イスラエル本社からギブン・イメージング社最高経営責任者、ホミ・シャミール氏もこのために来日してくれたようです。
説明に、改めてカプセル内視鏡は国際的な拡大が期待されていることを再認識!特に日本への期待は大きいようです。

ギブン開発部長
事業開発部長から実際の商品の特徴&利点などの説明がありました。
分りやすい説明で「カプセル内視鏡って何?」と思っていた方もここで理解できたようです。

ギブン寺野教授
日本で初めてカプセル内視鏡にトライした人!獨協大学名誉学長の寺野教授も登壇!
私たちをとりまく大腸がんの検査の現状や、大腸カプセル内視鏡に関しての期待を熱くお話されておりました。

ギブン田中教授
広島大学病院内視鏡診療科の田中教授の登壇です。
大腸がん治療の名医です。さすがにお医者様。
医学的な立場からの説明は素人の方でも十分分りやすい説明でした。
大腸がん死亡数と地域性との関連のデータは興味深い話でした。

斎藤かりん
NPO女性を大腸がんから守る会の理事長として登壇。
偉大な先生方や、CEOと同様に登壇することは身に余ることと緊張はするものの、 女性たちの、患者たちの立場から、大腸がんの検査や検診の大切さ、 検査の拡大に大腸カプセル内視鏡は大きな役割を果たしてくれるだろという見解と期待をお話させて頂きました。
うまく喋れたかな…。

ギブン質疑応答
メディアの皆さんからの質疑応答のシーンです。
さすがに専門書籍や医療分野で筆をとられているだけあって、非常に専門的な質問が多く、驚かされました。
この画期的なニュースがメディアの皆様の力で大きく広がっていければ有難いなと思います。